プロジェクトを成功裏に進めていくために、プロジェクトマネジメントスキルは欠かせないものです。プロジェクトマネジメントスキルは、実務の中で高められていきますが、同時に各プロジェクトに共通のベストプラクティスを身につけていくことも大切であるといわれています。そのベストプラクティスを整理したものがPMI(Project Management Institute)が中心になって作成したPMBOKであり、プロジェクトマネジメントのスキルを客観的に証明できる資格としてPMPがあります。
ここでは、PMPという資格の概要についてご説明していきます。
PMP資格とは
PMP(Project Management Professional)は、米国PMI(Project Management Institute)が認定するプロジェクトマネジメントの資格であり、プロジェクトの全般にわたるタスクを指導・指揮するプロジェクトマネジャーとして実践するための関連職務実績・知識の保有を示します。
PMP資格の価値
PMPは、世界で通用するグローバルスタンダードとして位置づけられている国際資格です。世界で約100万人(2020年)の取得者が存在するPMPはグローバルなプロジェクトを行う上でもプロジェクトの共通言語とされています。
また、国などの入札案件においてもPMPⓇの取得が要件になるものもあります。そして、日本においては、3万人以上PMPⓇ取得者がおり様々な業界で活躍されています。
他の資格と比較しても、グローバルに評価が高く、IT以外の領域においても参照されることからPMP資格に合格すれば、プロジェクトマネジメントのプロフェッショナルと客観的に示すことができるでしょう。