IPAが実施する試験です。プロジェクト全体の意思決定を実行し、品質・コスト・納期に全責任をもち、前提・制約の中でプロジェクトを確実に成功に導き、プロジェクトメンバを成長させるマネージャを目指す方に最適な資格となります。

対象者

 高度IT人材として確立した専門分野をもち、システム開発プロジェクトの目標の達成に向けて、責任をもって、プロジェクト計画及びプロジェクトマネジメント計画を作成し、必要となる要員や資源を確保し、予算、スケジュール、品質などの計画に基づいてプロジェクトを実行・管理する者を対象とした資格となります。

試験時間・出題形式・出題数

 午前Ⅰ午前Ⅱ午後Ⅰ午後Ⅱ
試験時間9:30~10:20
(50分)
10:50~11:30
(40分)
12:30~14:00
(90分)
14:30~16:30
(120分)
出題形式多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(四肢択一)
記述式論述式
出題数出題数:30問出題数:25問出題数:3問出題数:2問

プロジェクトマネージャ試験 申込者・受験者・合格者・難易度

 プロジェクトマネージャ試験申込者は、毎年15000人から20000人程度です。そして受験者はかなり減り10000人前後となります。そして、合格者は1500人前後になります。ここからみても難易度は高い試験ですね。

合格率

 合格率は毎年13.5%前後となっています。競争試験ではないですが、大体これぐらいの合格率を想定しているようです。

まとめ

 ITに特化したプロジェクトマネジメント試験でとても受験者の多い試験です。プロジェクトマネジメントの知識だけでなくITの知識も要求されるため勉強時間も多く取られます。受験料は他の資格に比べると安いですのでITでPMを実施されている方、予定の方にはお勧めの資格です。